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予算を調整する

このページでは、消化率と ACoS を組み合わせて日予算の増減候補を作ることと、月次の広告費上限(Budget CAP)を Picaro に登録して消化状況を監視することができます。伸びしろのあるキャンペーンに予算を寄せ、効率の悪いキャンペーンを絞りたいときに使います。

項目内容
このページでできること日予算の増減候補づくり、月次予算上限(Budget CAP)の登録・一覧・削除、消化状況・消化ペース・トレンドの確認
対象スポンサープロダクト広告(SP)が中心
必要なデータ・接続接続済みアカウントの予算・消化実績データ(追加設定は不要)
実行範囲プロンプトによって異なります。日予算の増減候補と消化ペースの指摘は分析・提案のみ/月次予算上限(Budget CAP)の登録・削除は Picaro への記録(Amazon 広告の予算は変えず、支出も止めません)/消化状況・トレンドの確認は読み取り専用。各プロンプトの「設定変更」で個別に示します
  • 消化率と ACoS を見て、増額すべきキャンペーンと減額すべきキャンペーンを仕分けたい
  • 月間の広告費に上限を設けて、使いすぎを早めに察知したい
  • 登録済みの月次予算上限に対して、今どれだけ消化しているかを確認したい
  • 過去に登録した月次予算上限を一覧し、不要なものを削除したい
  • 想定ペースからズレて予算を使いすぎ/使えていないキャンペーンを見つけたい
  • 予算を追加する優先順位を、過去 90 日のトレンドから決めたい
  • 月次予算上限を登録したあと、アカウント単位・ポートフォリオ単位の上限と実際の広告費のあいだに食い違いがないか確認したい
  • 消化率が高く日予算が不足しているキャンペーンだけを洗い出し、増額できるものと入札見直しが先のものを分けたい
  • 接続先のアカウント … 複数アカウントを扱う場合は、対象アカウントが合っているか先に確認します。
  • 対象期間・対象月 … 当日・前日のデータは未確定のことがあるため、確定済みの直近期間が安全です。月次上限系のプロンプトは対象月を省略すると当月が対象になります。
  • 目標 ACoS … 売上・広告費・ACoS の目標を設定する で登録しておくと、日予算の最適化プロンプトが自動参照し、毎回の入力を省けます。
やりたいこと分かること・作られるもの設定変更プロンプト
消化率 × ACoS で日予算の増減候補を出す増額・減額候補の一覧(現在/推奨日予算つき)変更なし(提案のみ)プロンプト 1
月次予算上限(Budget CAP)を登録して消化を監視する登録内容(対象月・上限・警告水準など)の確認表Picaro に記録(支出は止めない)プロンプト 2
月次予算の消化状況を確認する消化率・残予算・推奨日予算の表変更なし(読み取り)プロンプト 3
登録済みの月次予算上限を一覧・削除する登録一覧(削除時は確認を挟む)一覧は読み取り/削除は記録を削除プロンプト 4
消化ペースが想定からズレているキャンペーンを見つけるズレ幅と推奨対処の一覧変更なし(提案のみ)プロンプト 5
予算不足のキャンペーンを 90 日トレンドから見つける成長率・上限到達日数・ボトルネックの表変更なし(分析のみ)プロンプト 6
ポートフォリオ単位で月次予算上限を登録する登録内容の確認表Picaro に記録(Amazon 予算は変えない)プロンプト 7
予算上限とポートフォリオ月予算の整合性を確認する上限の未登録・乖離・NO_CAP 集中などの不整合一覧変更なし(提案のみ)プロンプト 8
日予算が不足しているキャンペーンを見つけて増額を提案する増額候補・防衛枠・入札見直し先行の一覧(現在/推奨日予算つき)変更なし(提案のみ)プロンプト 9

詳細仕様は 自動化フェーズ / 困ったとき を参照。


プロンプト 1: 消化率と ACoS から日予算の増減候補を出す

Section titled “プロンプト 1: 消化率と ACoS から日予算の増減候補を出す”

消化率と ACoS の組み合わせから、増額すべきキャンペーンと減額すべきキャンペーンを根拠付きで仕分けます。

こんな時に使う — 伸びしろのあるキャンペーンに予算を寄せ、効率の悪いキャンペーンの予算を絞りたいとき。

実行前に必要な情報 — 目標 ACoS(KPI 目標を登録済みなら自動参照)、最低日予算(既定は 500 円)。

直近の確定週データで、目標 ACoS {{目標ACoS(例: 15%)}} を基準に日予算の最適化提案を出して。
- 予算消化率が 90% 以上で ACoS が目標以下 → 増額候補
- ACoS が目標の 1.5 倍超で消化率が 50% 未満 → 減額候補
最低日予算は 500 円で。

変更できる条件 — 消化率のしきい値・最低日予算(例: 「消化率 80% 以上」「最低日予算 1,000 円」)。目標 ACoS は月次 KPI 目標を登録していれば自動参照されるため、毎回入力しなくても構いません。

返ってくる内容 — キャンペーンごとに「現在の日予算 / 推奨日予算 / 消化率 / ACoS」を並べた表(増額・減額の件数つき)。増減幅は 1 回あたり +20% / −20% 以内に収めるようプロンプトで指定しています。

設定変更 — 変更なし(提案のみ)。承認するまで実際の日予算は変わりません。

次にすること — 提案を実際に反映するときは 判定ルールを保存して提案の承認・監視を仕組み化する の承認フローで行います。


プロンプト 2: 月次予算上限を登録して消化を監視する

Section titled “プロンプト 2: 月次予算上限を登録して消化を監視する”

月単位の広告費上限と警告水準を Picaro に記録し、消化状況の自動監視を有効化します。Amazon 広告側の予算は変更しません。

こんな時に使う — 月間の広告費に上限を設けて、使いすぎを早めに察知したいとき。

実行前に必要な情報 — 対象月、予算額、通貨(省略時は日本円)、警告を出す水準(省略時は 80%)。

{{TARGET_MONTH}} の月次予算上限を登録して:
- アカウント全体の広告費上限: {{MONTHLY_BUDGET_CAP}}
以降の予算調整プロンプトで自動参照できるようにして。

変更できる条件 — 警告を出す水準(例: 80%)/通貨(省略時は日本円)。日々の目安となる 1 日あたりの上限は、月次上限を月の日数で割って自動で算出されます。

返ってくる内容 — 登録内容(対象月 / 上限 / 通貨 / 警告水準 / 登録日時)をまとめた表。同じ月にすでに登録があるときは、上書きしてよいか確認を挟みます。

設定変更 — Picaro に月次予算上限を記録します(Amazon 広告の予算は変えず、支出も止めません)。登録後は、このページの日予算最適化・消化監視プロンプトがガードレール(自動参照される上限)として参照します。

次にすること — 消化状況の確認はプロンプト 3、登録済み上限の一覧・削除はプロンプト 4 へ。


プロンプト 3: 月次予算の消化状況を確認する

Section titled “プロンプト 3: 月次予算の消化状況を確認する”

登録済みの月次予算上限に対する消化率・残予算・残日数ベースの推奨日予算を一目で確認します。

こんな時に使う — 今月どれだけ予算を使っていて、残りをどのペースで使えばよいかを確認したいとき。

実行前に必要な情報 — 対象月(省略時は当月)。事前にプロンプト 2 で月次予算上限を登録しておく必要があります。

目的: 予算超過や消化不足を早期発見し、日予算を適正化します。
{{対象月(例: 2026-08)}}の広告費消化状況を確認してください。手順は次の通りです。
1. まず月次予算上限の登録状況を確認する。未登録なら「上限未登録」と明記し、勝手に登録しない。登録済みでも上限額が同月の実績広告費と桁が合わない場合(ポートフォリオ予算からの自動同期などで極端な値が入っている場合)は「上限が実態と乖離」と明記し、その消化率を判断根拠に使わない。
2. 上限が有効な場合 — 消化率・残予算・推奨日予算・ACoSを併記する。
3. 上限が未登録または無効な場合 — 代替として次を出す。(a) 期間実績の広告費・広告経由売上・ACoS (b) 日予算消化率 = 実績日平均広告費 ÷ 配信中キャンペーンの日予算合計(ポートフォリオ別に併記)。上限が登録されていれば消化率がいくつになるかは推測しない。
4. 対象月が当月の場合は、集計に含まれる確定日付範囲(開始日〜終了日)と残日数を必ず明示し、月末基準の消化率として断定しない。直近数日は再集計で値が動きうることも添える。
5. 値が null / 未取得 の項目は「0」ではなく「取得不可」と書き分ける。異なるデータソースの数値を混ぜて消化率を計算しない。
最後に次の3点を出力してください。
1. 推奨アクション — 消化率(または日予算消化率)が90%超または50%未満のポートフォリオ/キャンペーンについて「プロンプト 1(消化率と ACoS から日予算の増減候補を出す)」の実行を対象名とともに提示(優先度はズレ幅の大きい順)。ACoSが{{ACoS上限(例: 60%)}}を超えるものは増額対象から外し減額側で提示する。該当が無ければ「ペース正常、継続監視」と明記
2. 実行方法 — プロンプト 1(消化率と ACoS から日予算の増減候補を出す)へ、ズレの大きいポートフォリオ/キャンペーンをACoS付きで渡してください
3. 測定 — {{評価日(例: 7日後)}}に推奨日予算と実績消化率のズレを再取得し、解消していればKeep、悪化していればプロンプト 1 で見直してください

変更できる条件 — 対象月(省略すると当月が対象)。

返ってくる内容 — 「月次予算上限 / 当月実績 / 消化率 / 残予算 / 残り日数 / 推奨日予算(残り期間で均等割り)」をまとめた表。警告水準を超えている場合は警告も併記します。

設定変更 — 変更なし(読み取り専用)。予算は変更しません。


プロンプト 4: 登録済みの月次予算上限を一覧して削除する

Section titled “プロンプト 4: 登録済みの月次予算上限を一覧して削除する”

登録済みの月次予算上限を一覧表示し、過去月の整理や誤登録の削除を行います。

こんな時に使う — 過去に登録した上限を見直したい、または誤って登録した月を削除したいとき。

実行前に必要な情報 — 削除する場合のみ対象月。

登録されている月次予算上限の一覧を表示して。
(削除したい場合は {{対象月(例: 2025-12)}} を指定して削除して、と伝える)

変更できる条件 — 対象月は削除するときだけ指定します。

返ってくる内容 — 「対象月 / 上限 / 通貨 / 警告水準 / 登録日時」をまとめた表。削除するときは対象月を明示したうえで、削除してよいか確認を挟みます。

設定変更 — 一覧表示は読み取り専用/削除は Picaro に記録した月次予算上限を削除します(Amazon 広告の予算・支出には影響しません)。


プロンプト 5: 予算の消化ペースが想定からズレているキャンペーンを見つける

Section titled “プロンプト 5: 予算の消化ペースが想定からズレているキャンペーンを見つける”

今月の SP キャンペーンの消化ペースを抽出し、想定ペースから 5% 以上ズレているキャンペーンを指摘します。

こんな時に使う — 想定より予算を使いすぎている/使えていないキャンペーンを見つけて手を打ちたいとき。

実行前に必要な情報 — ズレと判定する幅(既定は 5% 以上)。

今月のSP広告の予算ペースを抽出し、想定ペースから5パーセントポイント以上ズレているキャンペーンを指摘して。ズレの向きと推奨対処を併記。
【データ境界を最初に確定する】
0. get_data_ingestion_status で当月の日次取込状況を取得し、status が completed の日だけを「確定日」とする。fully_missed / in_progress の日(通常は当日)は分子の実績にも分母の日数にも含めない。確定日数を D として冒頭に明示し、以降のすべての計算で分子の対象期間と分母の日数を D で揃える。
【実消化率の定義(単位の正規化は必須)】
1. キャンペーン一覧は非同期版(start_existing_sp_campaigns_job → get_mcp_job_status → get_mcp_job_result)で取得する。同期版はタイムアウトする。from_date/to_date は確定日の範囲を渡す。
2. 返却される budgetUtilizationRate は「対象期間の合計spend ÷ 1日分のdailyBudget」であり、比率ではなく「日数分」の単位を持つ(D日窓では最大D倍に膨らむ)。そのまま消化率として扱ってはならない。
実消化率 = 期間spend ÷ (dailyBudget × D) = budgetUtilizationRate ÷ D
と正規化してから判定する。回答中で比率を出すたびに分子・分母・日数を明示すること。dailyBudget が null のキャンペーンは実消化率を算出せず、別枠で件数と名称を記載する。
【想定ペースの定義(取得できた基準を明示する)】
3. 月次予算の有無を次の順で確認し、どれを採用したかを明記する。
a. check_budget_status(status が unconfigured なら月次CAP無し)
b. manage_budget_cap の action=list(read-onlyのみ。upsert/removeは実行しない)
c. list_portfolios / get_portfolio_budget_summary(budget_type と cap_amount)
月次上限が取得できた場合: 想定ペース = 月次上限 × (D ÷ 当月日数)、実績は同じD日の合計spendを使う。
取得できない場合: 全ENABLEDキャンペーンの実消化率の中央値を想定ペースとし、「月次予算が未設定のため中央値を代理基準にした」と明記する。日予算×D=100%とする単純基準は使わない。
【判定】
4. 乖離は実消化率の差(パーセントポイント)で測る。|実消化率 − 想定ペース| ≥ 5パーセントポイント を対象とする。中央値に対する相対比(倍率)で5%を測ると分散の大きいアカウントではほぼ全件が該当して選別にならないため、必ずパーセントポイントで測る。該当件数が全体の半数を超えた場合は閾値が機能していない旨を明示する。
【出力】
5. 取得件数/総件数/取得率、対象期間(確定日の範囲とD)、state別内訳を冒頭に明示する。全件について実際に計算し、実消化率の中央値・最大・最小を示す。件数を回答内で変える場合は、それぞれ何の件数かを明示する。
6. 金額は円単位で記載し、桁を必ず検算する(例: ¥500,000は50万円であり500万円ではない)。
7. 「使いすぎ」「使えていない」を分けて表にし、各行に日予算の具体的な増減額(円)または増減率(%)で推奨対処を記載する。増減額は実消化率から逆算し、算出式を添える。
8. 実消化率が80%以上のキャンペーンは日予算上限に張り付いている可能性が高いため、推定機会損失とあわせて別枠提示する。優先度は乖離幅(パーセントポイント)×期間spendで決め、その基準を明記する。
9. 期間spendが0のENABLEDキャンペーンは「配信されていない」として使いすぎ/使えていないの表から分離し、件数と代表例を別記する。
最後に次の3点を出力してください。
1. 推奨アクション — 対処(増減額/%)・理由・優先度・期待効果・確信度・リスクを明記する
2. 実行方法 — 予算再配分は「予算を調整する」カテゴリの承認・実行プロンプト(新設候補、現状未整備)へ渡す。このプロンプトでは予算変更などの書き込みは一切実行しない
3. 測定 — {{評価期間(例: 7日)}}後に同じ正規化手順で実消化率とACoSを再取得し、乖離が5パーセントポイント以内に収まればKeep、収まらなければ再調整する

変更できる条件 — ズレと判定する幅(例: 5%)。

返ってくる内容 — 「キャンペーン / 現在の消化率 / 想定どおりの消化率 / ズレ幅 / 推奨対処」をまとめた表。

設定変更 — 変更なし(提案のみ)。広告設定は変更しません。

次にすること — 指摘を踏まえて日予算を調整するときはプロンプト 1 へ。


プロンプト 6: 予算不足になっているキャンペーンを過去 90 日のトレンドから見つける

Section titled “プロンプト 6: 予算不足になっているキャンペーンを過去 90 日のトレンドから見つける”

過去 90 日のアカウントパフォーマンストレンドを分析し、最も成長したキャンペーンと予算上限への到達状況から、予算のボトルネックを特定します。

こんな時に使う — 予算を追加する優先順位を、成長トレンドと上限到達状況から決めたいとき。

実行前に必要な情報 — (対象期間は過去 90 日で固定)

過去{{分析期間(例: 90日)}}のアカウントパフォーマンストレンドを分析して、最も成長したキャンペーンと予算上限到達状況を確認して。予算ボトルネックになっているキャンペーンも特定。
【「成長」の定義】直近{{分析期間(例: 90日)}}と同じ長さの前期間をcampaign_idで突合し、売上前期比(増加額・増加率)を算出する。ROAS順や売上絶対額順で無断で代用しない。前期売上が0のものは「増加率は算出不可(前期0)」と明記し、+100%等と書かない。算出できない場合は「算出不可(理由)」と明記し、見出しにも「ROAS順」等の誤読を招く表記をしない。
【データ境界】当日は未確定(取込状況が fully_missed)になるため、分析窓は必ず前日で締める。時系列を出す場合は、部分週・部分月を推移の最終点に含めない(含めると「急減している」と誤読する)。過去期間も re-crawl/backfill で再計上されうるので、数値を不変として提示しない。
【比率の扱い】比率を出すたびに分子・分母・対象日数を併記し、変化が分母由来か分子由来か判別できる形にする。ACoS/TACoS の期間差分は bps ではなく絶対比率差(ポイント)なので、pt で表記する。
【手順】
1. 取得件数/総件数とtruncated有無を冒頭に明示する。集計対象の広告タイプ内訳(SP/SB/SD)を件数とともに正確に記載し、キャンペーン単位の前期比を算出できた件数の網羅率(算出件数/総件数)も示す。キャンペーン単位の明細が取得できない広告タイプがある場合は、その広告タイプ名と件数を挙げ「キャンペーン単位は算出不可・広告タイプ合計のみ」と明記する。
2. 売上増加額上位10件を増加額降順の表で示す。あわせて減少額上位5件も示し、減少が予算制約によるものか意図的な停止・減額によるものかを広告費の増減と状態(ENABLED/PAUSED/ARCHIVED)で区別する。PAUSED/ARCHIVED のものは増額対象にならない旨を明記する。
3. 予算上限到達状況を「アカウント月次予算上限」「ポートフォリオ予算」「キャンペーン日予算」の3階層で全件判定し、それぞれ上限未設定件数と到達件数を数値で示す。
- 上限が設定されていない場合は「到達0件」と書かず、「上限未設定のため判定対象なし」と書き分ける。上限が設定されていても対象が停止中(ENDED等)なら、稼働中で上限を持つ件数を別途示す。
- 🔴 消化率は必ず「対象期間の広告費 ÷ (日予算 × 対象日数)」で自分で計算する。ツールが返す消化率フィールドは分母が1日分のままで単位が揃っていないことがあり、そのまま使うと日数倍に膨らんで大量の誤検知が出る。ツール返却値を使う場合は、分母が期間で正規化されているかをレスポンス上の値と手計算で照合してから使う。
- 🔴 期間平均の消化率では「日次で予算上限に張り付いた日があったか」は判定できない。日次の予算切れシグナルが取得できない場合は、「予算ボトルネックは検出されなかった」ではなく「期間平均では検出されない(日次では判定不能)」と書く。
- ポートフォリオ一覧の総件数と予算情報が取得できた件数が異なる場合は、その差分件数と差分が生じた理由を必ず明示する。
4. 予算ボトルネックと予算以外のボトルネック(効率悪化・入札・ターゲティング等)を分け、「日予算をX円増額」等の具体的な予算再配分案を優先度(機会損失規模順)付きで提示する。
- 消化率が上限に達していないキャンペーンについては、日予算の増額だけでは配信量が増えないことを明記し、実効的な打ち手(入札・ターゲティング・掲載枠)を代替案として併記する。
- 判定ラベル(🔴等)を付ける場合はツールが返した値か自分の判断による分類かを明記する。
【取得上の注意】
・キャンペーン別の前期比を返す既製の集計サーフェスは、期間指定を無視して暦月単位の当月vs前月を返すことがある。応答に含まれる実際の期間フィールドが要求した期間と一致しているかを毎回確認し、一致しない場合はその集計を使わず、2期間ぶんの明細を取得して自分で突合する。
・一覧系の同期取得はタイムアウトやトークン上限超過を起こすため、非同期ジョブ版(start_*_job → 状態確認 → 結果取得)を使い、truncated / total_pages / next_page_token を確認して最後まで取得する。
・注文数(orders)が期間をまたいで売上の増減と整合しない大きな断絶を示す場合は、前期比の指標として使わず、その旨を明記する。
最後に次の3点を出力してください。
1. 推奨アクション — 予算再配分案・理由・優先度・期待効果・確信度・リスクを明記する
2. 実行方法 — 予算再配分は「予算を調整する」カテゴリの承認・実行プロンプト(新設候補、現状未整備)へ渡す。本プロンプトでは予算の書き込みを一切実行しない
3. 測定 — {{評価期間(例: 14日)}}後に売上とACoSを再取得し、成長率改善かつACoS悪化5pt以内ならKeep、超過ならRevertと判定する。再取得時も上記【データ境界】【比率の扱い】と手順3の消化率の計算式を同じ条件で適用する

変更できる条件 — (なし。過去 90 日のトレンドを分析します)

返ってくる内容 — 「成長率の高いキャンペーン / 予算上限に到達するまでの日数 / ボトルネック判定」をまとめた表。予算を追加する優先順位を決めるのに使えます。

設定変更 — 変更なし(分析のみ)。広告設定は変更しません。


プロンプト 7: ポートフォリオ単位で月次予算上限を登録する

Section titled “プロンプト 7: ポートフォリオ単位で月次予算上限を登録する”

アカウント全体ではなく、指定したポートフォリオ単位で月次の消化上限(月次予算上限)を Picaro に登録します。Amazon 広告側のポートフォリオ予算は変更せず、Picaro 側の消化上限として記録し、以降の予算調整プロンプトがそのポートフォリオの上限として自動参照します。

こんな時に使う — ブランド別・商品ライン別などのポートフォリオごとに、消化上限を分けて監視したいとき。

実行前に必要な情報 — 対象ポートフォリオ(名前で指定可)、予算額、通貨、対象月(省略時は当月)。

{{対象ポートフォリオ(例: Torani)}} の月次予算上限を {{予算額(例: 500,000)}}({{通貨(例: JPY)}})で登録して。
Amazon 側のポートフォリオ予算は変更せず、Picaro 側の消化上限として記録し、
以降の予算調整プロンプトで自動参照できるようにして。

変更できる条件 — ポートフォリオは名前で指定できます(対象を内部で特定します)。対象月を省略すると当月が対象になります。

返ってくる内容 — 登録内容(対象ポートフォリオ / 上限 / 通貨 / 対象月)をまとめた表。同じポートフォリオにすでに登録があるときは、上書きしてよいか確認を挟みます。不要になったら対象月を指定して削除できます。

設定変更 — Picaro に指定ポートフォリオの月次予算上限を記録します(Amazon 広告のポートフォリオ予算は変更せず、支出も止めません)。

次にすること — Amazon 広告側のポートフォリオ予算そのものを増減するなら 複数のキャンペーンの予算をまとめて管理する を使います。


プロンプト 8: 予算上限とポートフォリオ月予算の整合性を確認する

Section titled “プロンプト 8: 予算上限とポートフォリオ月予算の整合性を確認する”

アカウント単位の月次予算上限(Budget CAP)、ポートフォリオ単位の月予算、実際の広告費を突き合わせ、上限の未登録や桁違いの乖離といった設定ミスを検出します。

こんな時に使う — プロンプト 2(月次予算上限を登録して消化を監視する)とプロンプト 7(ポートフォリオ単位で月次予算上限を登録する)で上限を登録したあと、アカウント単位の上限とポートフォリオ単位の上限、実際の広告費のあいだに食い違いがないかをまとめて確認したいとき。

実行前に必要な情報 — 対象アカウント名。確認したい期間(例: 当月初〜前日)。月次予算上限を登録していなくても実行できます(未登録は「未登録」として検出されます)。

目的:広告予算の設定ミスによる予算超過・配信停止を防ぐため、{{アカウント名(例: Torani)}}の広告予算設定の整合性をチェックしてください。
【データ】以下3つを突き合わせてください。
①Picaro登録の月次予算上限(Budget CAP)… manage_budget_cap の一覧で「登録済みの全月」を取得する(当月だけを見ない。設定ミスは過去月に残る)。上限が登録されている各月と当月について check_budget_status を実行し、cap の source(手動登録 / ポートフォリオ予算からの自動同期)も併記する。ある月に登録が無い場合は「未登録」と記録し、0 や「上限なし」と同一視しない。
②実際の広告費と日次ペース … 当月は get_dashboard({{期間開始(例: 当月初)}}〜{{期間終了(例: 前日)}})の広告費、期間比較は get_portfolio_budget_summary の spend を使う。check_budget_status が status=unconfigured を返した場合は、消化率だけでなく ad_spend も null で返る仕様なので、「支出が無い」ではなく「上限未登録のため算出不能」と明記し、実支出は上記の代替ソースで補う。
③Amazon広告のポートフォリオ月予算 … list_portfolios と get_portfolio_budget_summary(include_ended=true)の cap_amount / budget_type / status。budget_type=NO_CAP のときの cap_amount=0 は「上限¥0」ではなく「上限なし」として扱う。
【分析】
1. 登録済み Budget CAP の各月について、上限と実支出の乖離(消化率)を算出し、桁違いの乖離(数百%以上)があれば運用実態ではなく設定ミスとして最優先で報告する。自動同期由来の上限は、③のポートフォリオ別 cap_amount と突き合わせて「何を合計した値か」まで示す。
2. ポートフォリオ単位で、ENABLED キャンペーンの日予算合計 × 当月残日数の潜在消化額を算出し、実支出ペースとの倍率を出す。
3. 次の不整合を検出する — (a) 当月 Budget CAP の未登録、(b) 実支出が上限の無い(NO_CAP)ポートフォリオに集中、(c) ENDED ポートフォリオに ENABLED キャンペーンが残存、(d) 上限が実支出に対して桁違いに小さい/大きい。
【データ品質】get_portfolio_budget_summary の rows 件数と list_portfolios の総数、active_campaign_count / total_campaign_count / campaigns_without_portfolio を必ず明記し、差分の理由を説明してください。未取得分の支出が既知でない限り判定を保留してください。なお配信状態(OUT_OF_BUDGET 等の servingStatus)を返す読み取りツールは無いため、日予算と上限からの推定に留め、配信停止を断定しないでください。
最後に次の3点を出力してください。
1. 推奨アクション — 消化率100%超、潜在消化額が上限を超える、または上限が未登録/実態と桁違いのポートフォリオを優先度順に示し、上限見直しか入札見直しかを分けて提案する(実行はせず提案のみ)
2. 実行方法 — 入札見直しは、提案内容をユーザーが確認・承認したうえで反映してください。上限見直しはプロンプト 7(ポートフォリオ単位で月次予算上限を登録する)へ渡してください(Budget CAP の登録・削除やポートフォリオ予算の変更はこのプロンプトでは実行しない)
3. 測定 — {{再確認日(例: 7日後)}}に同3データを再取得し、当月 Budget CAP が登録されたか、超過ポートフォリオの消化率と潜在消化額の倍率が改善したかを確認する

変更できる条件 — 対象アカウント名/確認期間(例: 当月初〜前日)/再確認日。

返ってくる内容 — 月次予算上限(Budget CAP)と実支出の乖離、ポートフォリオ単位の日予算合計から算出した潜在消化額とのズレ、そして (a) 当月上限の未登録 (b) 上限のない(NO_CAP)ポートフォリオへの支出集中 (c) 終了済みポートフォリオに残る稼働中キャンペーン (d) 上限と実支出の桁違いの乖離、という4種類の不整合を優先度順にまとめた一覧。上限見直しか入札見直しかも分けて提示されます。

設定変更 — 変更なし(提案のみ)。Picaro への記録・Amazon 広告への書き込みは行いません。

次にすること — 入札の見直しが必要な場合は、提案内容をユーザーが確認・承認したうえで反映します。上限そのものを見直す場合はプロンプト 7(ポートフォリオ単位で月次予算上限を登録する)へ進みます。


プロンプト 9: 日予算が不足しているキャンペーンを見つけて増額を提案する

Section titled “プロンプト 9: 日予算が不足しているキャンペーンを見つけて増額を提案する”

消化率が高く日予算が不足しているキャンペーンだけを抽出し、目標 ACoS/TACoS の範囲内で増額を提案します。プロンプト 1 は増額・減額の両方向を扱いますが、このプロンプトは不足=増額側に絞って機会損失を確認します。

こんな時に使う — 消化率が高く日予算が不足しているキャンペーンだけを洗い出し、増額できるものと入札見直しが先のものを分けたいとき。

実行前に必要な情報 — 対象アカウント名。分析期間(確定済みの直近期間)。対象月の目標 ACoS/目標 TACoS を 売上・広告費・ACoS の目標を設定する で事前に登録しておく必要があります(未設定の場合は増額提案を出さず、目標値の設定を先に求めます)。

{{アカウント名(例: Torani)}} の日予算不足キャンペーンをリストアップし、適切な日予算を
提案してください。実行はせず提案のみとします。目標ACOS/TACOSを超えているキャンペーンは
増額対象から外し、入札の見直しを先に推奨してください。
【手順0: アカウント解決と期間確定(省略不可)】
1. list_accounts でアカウント名から account_id を解決する
(list_picaro_accounts はエージェント一覧しか返さず名前解決には使えない。
既定アカウントは対象と異なることがあるため、以降のすべてのツール呼び出しで
account_id を明示的に渡すこと)
2. get_data_ingestion_status で確定データ境界を確認し、
fully_missed / in_progress の日を対象期間から除外する。
分析期間 {{対象期間}} の開始日・終了日・日数(N日)を確定し、回答冒頭に明記する
【実行手順】
3. check_budget_status で月次予算の消化状況・残予算・推奨日次ペースを確認する
- status=unconfigured(cap 等が null)の場合は「月次予算Cap: 未設定」と明記し、
get_portfolio_budget_summary で実広告費・ENABLED日予算合計を代替取得する
4. list_portfolios / get_portfolio_budget_summary でポートフォリオごとの上限(ceiling)を確認する
- budgetType=NO_CAP のポートフォリオには ceiling が存在しない。
「ceiling 未設定」と明記し、存在しない上限を制約として書かない
5. manage_kpi_targets(action=list)で対象月の目標ACOS/目標TACOSを取得する
- 対象月の目標ACOSが未設定なら「目標ACOS未設定のため増額判定不可」と明記し、
増額提案を出さずに目標値の設定を先に依頼すること。
推測値・他月の値を目標として流用しないこと
6. optimize_budget で増減額の根拠データを取得する
- target_acos が解決できないと
「Target ACOS is unresolved; proposal was not generated.」でハードエラーになり
提案は生成されない。手順5で取得した目標ACOSを明示的に渡すこと
- 返却される target_acos_goal_resolution.basis.kind を確認し、
operator_input(人が渡した値)か KPI 由来かを回答に明記すること
7. キャンペーン個別のACOSは optimize_budget の reason 文字列に含まれる
(例:「消化率259% / ACOS7.6% → 予算不足、50%増額推奨」)。
含まれない場合のみ、非同期ジョブ start_existing_sp_campaigns_job →
get_mcp_job_status → get_mcp_job_result で取得する
(同期版 list_existing_sp_campaigns はタイムアウトする。
analyze_ad_type_performance は合算1行しか返さない既知バグのため使用禁止)。
取得できなかったキャンペーンは「未取得のため判定不可」と明記し、判定を行わないこと
【🔴 消化率の正規化(省略不可・これを飛ばすと結論が反転する)】
optimize_budget が返す「消化率」は「期間合計spend ÷ 1日分の日予算」であり、
日数で割られていない。期間をN日取ると値は最大N倍に膨らむ。
- 必ず「実日次消化率 = 返却された消化率 ÷ N日」に正規化してから判定すること
- 表には「ツール返却消化率」と「実日次消化率」を必ず並記し、
分子(期間spend)・分母(日予算 × N日)・N を明示すること
- 期間を1日にした対照実行を1本行い、正規化値と整合するかを裏取りすること
- get_portfolio_budget_summary の daily_budget_sum と spend から
アカウント全体の実日次消化率(= spend ÷ (daily_budget_sum × N))を算出し、
個別キャンペーンの正規化結果と桁が整合するかを確認すること
- 正規化後に実日次消化率が100%未満のキャンペーンは「日予算不足ではない」。
ツールが「予算不足・増額推奨」と返していても増額候補に入れないこと
【数値・指標の使用ルール(厳守)】
回答中に引用するすべての数値・指標(ACOS、TACOS、消化率、日予算、推奨予算額など)は、
今回のターンで実際に取得したツール結果に存在する値のみを使用すること。以前の会話履歴・
記憶・推測から数値を補完しないこと。引用する数値には取得元ツール名を括弧で注記すること
(例: ACOS 21.1%(optimize_budget の reason 実測))。注記できない数値は使用しないこと。
正規化・按分など自分で計算した値は「算出値」と明記し、計算式を併記すること。
【提案の出力ルール】
増額推奨: 実日次消化率100%超(正規化後)かつACOSが目標以内(実取得値)→ 月次Cap・
ポートフォリオceilingの範囲内で提案日予算を提示。該当0件なら「該当なし」と明記する。
入札見直し先行: ACOSが目標超過(実取得値)→ 増額せず無駄語句の除外・入札引き下げを推奨。
判定不可: ACOSまたは目標ACOSが今回のツール結果に含まれていない→「未取得のため判定不可」と明記。
防衛枠: ブランド指名・キャッチオール系は増額候補テーブルに含めず別枠で据え置き提示。
【出力に必ず含める項目】
Governing(月次予算Cap・目標ACOS・目標TACOS・ポートフォリオceilingの実際の値と取得ソース。
未設定のものは「未設定」と明記する)、分析期間と日数、増額候補テーブル(獲得面のみ、
実日次消化率降順、ツール返却消化率と実日次消化率を並記、ACOSは注釈列)、防衛枠テーブル、
月次Cap超過リスクの明示、実行不可の宣言(execute_proposal 等の書き込み系ツールは呼び出さない)。
【効果額の扱い(厳守)】
optimize_budget の items には spend / sales / estimated_impact が含まれない。
current_value と recommended_value の差(予算差分)を「増える広告費」「削減額」として
提示しないこと。実日次消化率が100%未満のキャンペーンは日予算を上げても実消化はほぼ増えない。
効果額を出す場合は get_portfolio_budget_summary 等の実支出データを別途取得し、
その取得元を明記すること。
増額が承認・反映された場合は、7日後に対象キャンペーンのACOSとインプレッションシェアを
再取得し(「施策の効果測定」)、ACOSが悪化せずシェアが改善していればKeep、
ACOSが3pt超悪化していればRevertを提案してください。承認・実行は、提案内容をユーザーが確認・
承認したうえで反映してください。

変更できる条件 — 対象アカウント名/分析期間。

返ってくる内容 — 目標ACoS・目標TACoS・月次予算上限・ポートフォリオ上限の適用状況(Governing)、実日次消化率で正規化した増額候補テーブル(現在の日予算・推奨日予算・実日次消化率・ACoS 注記)、増額対象から外れる防衛枠(ブランド指名・キャッチオール)の一覧、目標ACoS超過のため入札見直しを先に推奨するキャンペーンの一覧。

設定変更 — 変更なし(提案のみ)。execute_proposal 等の書き込み系ツールは呼び出しません。

次にすること — 増額が承認されたら、提案内容をユーザーが確認・承認したうえで反映します。7日後に対象キャンペーンの ACoS と Impression Share を再取得して判定します(効果測定は 施策と外部イベントを記録して効果を検証する を使います)。