N-gram で成果の高い検索パターンを分析する
このページでは、買い物客が実際に検索した言葉を単語やフレーズの単位に分け、どのフレーズが売上や購入につながっているかを見つけることができます。あわせて、市場では検索されているのに自社ではまだ配信できていない機会キーワードや、すでに購入率が高く露出を広げる余地のあるキーワードも洗い出せます。
このページの基本情報
Section titled “このページの基本情報”| 項目 | 内容 |
|---|---|
| このページでできること | 検索語句を単語・フレーズの単位に分解し、どのフレーズが売上・効率に貢献しているかを一覧化する。あわせて未配信の機会キーワードや、露出を広げる余地のあるキーワードの候補を作る |
| 対象 | スポンサープロダクト広告(SP)の検索語句が中心。Auto キャンペーン・Manual キャンペーンの両方を対象にできます |
| 必要なデータ・接続 | 接続済みアカウントの検索語句の実績データ(追加設定は不要)。プロンプト 2 は Amazon の市場検索データも組み合わせます |
| 実行範囲 | 分析・提案のみ(読み取り専用)。広告設定は変更しません。実際の追加・除外・入札変更は関連ページの承認フローで行います |
こんな時に使います
Section titled “こんな時に使います”- どの単語・言い回し(フレーズ)が売上を生んでいるか、フレーズの長さ別に確認したい
- 市場では検索されているのに、自社ではまだ配信できていないキーワードを見つけたい
- すでに購入率の高いキーワードで、さらに露出を広げる余地があるか確認したい
実行前に確認すること
Section titled “実行前に確認すること”- 接続先のアカウント … 複数アカウントを扱う場合は、対象アカウントが合っているか先に確認します。
- 対象期間 … 「確定した直近の週」「過去 30 日」など。当日・前日のデータは未確定のことがあるため、確定済みの直近期間が安全です。
- 表示件数 … 既定は各フレーズの長さごとに上位 20 件。「上位 30 件」のように数字で言い換えられます。データが多い商品では「最大 10 ページまで読んで」(1 ページ 200 行)と添えると取りこぼしを防げます。
プロンプト早見表
Section titled “プロンプト早見表”| やりたいこと | 分かること・作られるもの | 設定変更 | プロンプト |
|---|---|---|---|
| 売上につながっているフレーズを長さ別に見つける | フレーズの長さ別の成果一覧(DuPont 分解つき) | 変更なし | プロンプト 1 |
| 市場に検索量があるのに未配信のキーワードを発掘する | 未配信キーワード × 市場検索量 × 売上ポテンシャルの一覧 | 変更なし | プロンプト 2 |
| 購入率の高いキーワードで露出拡大の余地を見る | 現在の入札・推奨入札・表示シェア・拡大余地の判定一覧 | 変更なし | プロンプト 3 |
検索語句をフレーズ単位で分析する
Section titled “検索語句をフレーズ単位で分析する”プロンプト 1: 売上につながっている検索語句のフレーズを見つける
Section titled “プロンプト 1: 売上につながっている検索語句のフレーズを見つける”検索語句を 1 単語・2 単語・3 単語・4 単語のフレーズに分解し、売上への貢献度と表示効率が高いフレーズを上位から特定します。
こんな時に使う — どの単語・言い回しが売上を生んでいるか、フレーズの長さ別に把握したいとき。
実行前に必要な情報 — 対象期間(既定は確定した直近の週)、表示件数(既定は各フレーズの長さごとに上位 20 件)。
直近の確定した週のデータで、検索語句を 1 単語・2 単語・3 単語・4 単語のフレーズに分解して、売上を「表示回数 × クリック率 × 購入率 × 平均注文額」に分けて分析してください。各フレーズの長さごとに上位 20 件を出し、売上への貢献度と表示効率(クリック率 × 購入率)が高い順に並べてください。変更できる条件 — 対象期間/表示件数(「上位 30 件」など)。データが多い商品では「最大 10 ページまで読んで」(1 ページ 200 行)と添えると取りこぼしを防げます。
返ってくる内容 — フレーズの長さ別に、各フレーズの売上・広告費・ACoS・クリック率・購入率・平均注文額・クリック単価・表示効率を並べた表と、その中央値・合計値。
設定変更 — 分析のみ。広告設定は変更しません。
次にすること — 高成果のフレーズを Manual キャンペーンに切り出すときは 検索語句を Auto から Manual へ移行する、商品ページに反映するときは カタログを診断して改善案を作る を使います。
検索語句から広告の機会を見つける
Section titled “検索語句から広告の機会を見つける”プロンプト 2: 市場に検索量があるのに配信できていないキーワードを見つける
Section titled “プロンプト 2: 市場に検索量があるのに配信できていないキーワードを見つける”市場では検索されているのに、自社ではまだ配信できていないキーワードの機会を発掘します。フレーズ分解ではなく、Amazon の市場検索データと自社の検索語句データを組み合わせて「取りこぼしている需要」を洗い出す使い方です。
こんな時に使う — 市場に需要があるのに、自社の広告ではまだ拾えていないキーワードを見つけたいとき。
実行前に必要な情報 — 対象期間(既定は直近 30 日)、表示件数(既定は上位 20 件)。
{{対象期間}}のSQP(検索クエリパフォーマンス)データから、市場に検索需要があるのに自社の露出が乏しい検索語句を抽出し、そのうち「本当にまだ配信していない」ものだけを新規出稿候補として提示して。
■ 対象- 商品: {{対象ASIN群}}(省略時は list_sqp_products が返す SQP 対象商品すべて)- 期間: {{対象期間}}。必ず list_sqp_date_ranges が返す候補からそのまま選ぶこと。 SQP は週次/月次グリッドでしか取得できないため「直近30日」のような任意期間は指定できない。 利用可能な候補は数か月分しかないこともあるので、返った候補をそのまま列挙し、 要求期間とグリッドがずれる場合は、実際に使った期間を明示し、要求との差分(日数)を書くこと。
■ 手順(この順で必ず実行する)1. list_sqp_products で対象商品と product_id を確認する。 🔴 crawl_status を「SQP未対応」の判定に使わない。 not_monitor でも SQP データは普通に返る(実測で全件 not_monitor だが analyze_sqp は100行返した)。判定は実際に analyze_sqp を呼んで行う。2. list_sqp_date_ranges で利用可能期間を確認し、使用する date_range を決める。frequency(weekly / monthly)で候補が変わるので、どちらを使ったかを明記する。3. 対象商品ごとに analyze_sqp を実行し、市場側の検索語句・queryVolume・totalCvr・ impressionShare を取得する。商品ごとに1回ずつ呼ぶこと(アカウント一括の市場ビューは無い)。4. impressionShare が {{露出閾値}}(既定 1%)未満の語句を「露出が乏しい候補」として抽出する。5. 🔴 候補1件ずつについて list_search_term_performance を search_key=<候補語句> で照合し、 すでに配信実績があるかを必ず確認する。 - ⚠️ search_key は部分一致である。total_results > 0 を「その語句を配信している」の証拠にしてはいけない。 実測では search_key=ある語句で検索したとき、その語句を部分文字列として含む別の語句の行も同じ結果に混じっていた。 短い語句(一般名詞1語など)ではほぼ全件がヒットするため、件数だけで判定すると候補を不当に全滅させる。 - 正しい手順: limit を上げて(最大1000)行を取得し、各行の search_term が候補語句と完全一致する行があるかで判定する。 total_results / fetched_row_count / returned_row_count は別々に返るので、完全一致行を見るに十分な行数を取得できたかを確認する。 - 完全一致行あり → 「新規」ではない。 除外し、既存の match_type・impressions・cost(spend)・ACoS を「既存配信あり」として別枠に列挙する。 - 完全一致行なし → 真の未配信候補。ただし部分一致行があった場合は「近傍語句は配信中」として併記する(フレーズ・部分一致で既に拾えている可能性がある)。 - この照合を省略した候補を推奨に載せてはいけない。 SQP の impressionShare が 0 に近いことは「配信していない」ことを意味しない (巨大な市場に対するシェアが低いだけで、実際には配信中のことが大半)。 実測例: impressionShare 0.3% の語句が、同期間に実際は数万インプレッション・数万円の広告費・二桁の購入を持つ既存配信語句だった。6. 真の未配信候補のみを、推定売上インパクト = queryVolume × 市場totalCvr × {{想定平均単価}} の降順で上位20件まで並べる。 {{想定平均単価}} が与えられない場合は「単価不明のため金額換算不可」と明記し、 queryVolume × totalCvr(推定購入件数)までで止めること。SQP に単価は含まれない。
■ Guardrail- 自社商品と関連性の低い語句を除外する。判定基準は {{関連性基準}} (既定: 競合ブランド名を含む語句・自社カテゴリ外の語句を除外)。 競合ブランド語は市場ボリュームが大きく上位に来やすいので、必ず個別に可否を明示すること。 (競合ブランド語もすでにフレーズマッチで拾っていることがあるので、手順5の照合はここでも行う。)- 集約プレースホルダー(「ノーブランド品」等)と ASIN / JAN のような商品コードのみの語句は候補から除外する。
■ 出力に必ず含める(省略不可)- 市場側: 商品ごとの取得件数と、SQP が1商品1期間あたり上位100件で頭打ちになること (top_n の上限が 100 で、実測では rawRowCount も normalizedRowCount も 100 に張り付いた)。 🔴 応答の totalQueryVolume は返ってきた100行の合計であり、市場の総クエリ量ではない。 これを分母にしてシェアを計算しない。総クエリ数の分母は返らないため市場側の網羅率は算出不能である旨を明記する。- 自社側: 照合に用いた期間と、search_key 照合を何件実施したか(候補数と実施数が一致すること)。 さらに、各候補について「完全一致行の有無」と「部分一致行の件数」を分けて載せる。- 対象外: Sponsored Display の配信実績は照合できない。Sponsored Brands は別途 sponsored_type=sponsored_brand で照合したか否かを明記する。- データ確定: get_data_ingestion_status で当日が fully_missed の場合、期間が無警告で 1日短くなる。実効期間を明記すること。- 真の未配信候補が0件だった場合は、0件であることをそのまま報告する。 無理に候補を作らない。その場合は代わりに「既存配信ありで impressionShare が低い語句」を入札・露出拡大の候補として提示してもよい(新規出稿とは別枠として書く)。
■ 最後に次の3点を出力してください。1. 推奨アクション — 推奨キーワード・理由(需要と関連性)・優先度(推定売上インパクト順)・ 確信度・リスク(需要見込みの不確定性、および市場側網羅率が不明であること)を明記する2. 実行方法 — 承認後に、提案内容をユーザーが確認・承認したうえで create_sp_keywords 等により新規追加する (このプロンプトでは提案までとし、書き込みは行わない)3. 測定 — 追加2週間後に Impression と ACoS を「施策の効果測定」で再取得し、 需要が実際にあったか確認する
■ 前提が満たせない場合list_sqp_products が0件、または analyze_sqp がデータを返さない場合は「SQP未対応」と明記し、以降の手順を実行しない。(crawl_status の値だけでこの分岐に入ってはいけない。)変更できる条件 — 対象期間/表示件数。
返ってくる内容 — 未配信のキーワードごとに、市場での検索量・見込みの購入率・売上ポテンシャルの推定を並べた表。Amazon の市場検索データと検索語句データを組み合わせて推定するため、市場検索データの対象となっている商品があると精度が高くなります。
設定変更 — 分析・提案のみ。広告設定は変更しません。
次にすること — 発掘したキーワードを広告に追加するときは スポンサープロダクト広告(SP)を作成する、市場全体のファネルや自社シェアを見たいときは 検索から購入までのどこでつまずいているかを分析する(SQP) を使います。
プロンプト 3: 購入率の高いキーワードで露出を広げる余地を確認する
Section titled “プロンプト 3: 購入率の高いキーワードで露出を広げる余地を確認する”購入率の高い既存キーワードの上位 20 件について、推奨入札額と検索結果上部での表示シェアを確認し、露出を広げる余地があるかをレポートにまとめます。
こんな時に使う — すでに購入につながっているキーワードで、さらに露出を取りにいけるかを判断したいとき。
実行前に必要な情報 — 対象は購入率の高い既存キーワード(既定は上位 20 件)。
過去{{確定期間(例: 直近の確定14日。当日は未確定のため必ず除外する)}}のキーワード実績を、ターゲット単位の実績一覧ツールで1回だけ取得してください(種別=キーワード、最低クリック数={{最低クリック数(例: 30)}})。ACoS・転換率・表示シェア・推奨入札額は、すべてこの1つの取得元の値に統一し、他ツールの値と混在させないでください。推奨入札額はこの一覧の行に suggested_bid として含まれるので、別の入札最適化ツールを呼んで補う必要はありません。
1. 冒頭に「取得件数 / 上流の総件数 / 網羅率」と「上流の並び順」を明記してください。応答には件数が4つ別々に返ります(上流の総件数 / 取得行数 / フィルタ後件数 / 返却行数)。網羅率は「返却行数 ÷ フィルタ後件数」で計算し、どのフィールドを分子・分母に使ったかを書いてください。 最低クリック数の絞り込みを入れた場合、上流の総件数は「期間内の全ターゲット数」ではなく「条件に該当する総件数」なので、その旨を添えてください。網羅率が100%未満なら「これは全キーワードの上位20件ではなく、取得できた範囲での上位20件である」と明示してください。2. 転換率の定義を算術で確認してください。同じ行にクリック数・販売個数・注文数がすべて返るので、「販売個数÷クリック数」と「注文数÷クリック数」の両方を計算し、返却された転換率がどちらと一致するかを判定してください(実測では販売個数ベースと一致しました)。注文ベースでない場合はその旨を表の脚注に明記してください。クリック数に対して転換率が物理的にありえない行(100%超)と、最低クリック数に満たない行は除外してください。3. 転換率の高い上位20件について「現在入札額 / 推奨入札額 / 検索結果上部の表示シェア / 現在ACoS / 売上」を表にしてください。売上は同一SKU分と他SKU分の合計であることが多いので、内訳が返る場合は併記してください。4. 表示シェアが{{閾値(例: 20%未満。設定前に必ず実データのレンジを確認し、ほぼ全件が該当してしまう値は選ばないこと)}}、かつ推奨入札額が現在入札額を上回るものを「露出拡大余地あり」と判定してください。推奨入札額が現在入札額以下の行は、表示シェアが低くても引き上げ余地なしとして除外してください。🔴 閾値を決める前に、取得した全行の表示シェアの最小・中央値・最大を出力してください。 実測では多くの行が 20% を大きく下回る分布だったため、20% をそのまま使うとほぼ全件が「余地あり」になって優先付けの意味が失われます。分布を見てから閾値を決め、選んだ値と理由を明記してください。5. 優先順位は「表示シェアの低さ × 現在の売上」で並べてください。インプレッションや売上の増加見込みを数値で試算しないでください(増分を予測できるデータが存在しないため)。増加見込みを求められた場合は「予測不可」と明記してください。6. Guardrail: 現在ACoSが{{ACoS上限(例: 現状の1.2倍、かつ絶対値で◯%以内)}}を既に超えているキーワードは、表示シェアが低くても対象外にしてください。基準となる「現状のACoS」は手順1で固定した取得元の値だけを使ってください。7. 参考として入札最適化ツールを併用する場合は、必ず目標ACoSを明示的に指定してください。未指定だと口座全体の観測実績値に自動で差し替わり「引き下げ・維持のみ」に切り替わるため、増額提案が1件も出ません。指定した目標ACoSの値を出力に明記してください。なお、入札最適化ツールの応答には推奨入札額が含まれないことがあるので、推奨入札額の出所は手順1の一覧の suggested_bid に固定してください。
実行前に必ず: 変更内容の一覧(対象・現在値・変更後の値・根拠)を提示し、承認を得るまで媒体に反映しないでください。Guardrail: {{守る指標(例: ACoSを現状の1.2倍以内)}}を超える変更は提案から除外してください。実行後: {{評価日(例: 2週間後)}}に、同じ取得元・同じ期間長でACoSと表示シェアを再取得して比較し、Keep / Expand / Adjust / Pause / Revert / Investigateのいずれかを提示してください。表示シェアの時系列は欠測する週があるため、再取得時に値が空の週は「悪化」ではなく「取得不可」として扱ってください。上流は集計結果を約4時間キャッシュするので、直近の入札変更は即時には反映されません。実行は、提案内容をユーザーが確認・承認したうえで入札変更として反映し、効果測定は「施策の効果測定」を使用してください。変更できる条件 — 対象件数(例: 上位 20 件)。
返ってくる内容 — キーワードごとに、現在の入札額・推奨入札額・検索結果上部での表示シェア・露出を広げる余地の判定を並べた表。表示シェアが 95% を超えていれば上限に達している(伸びしろが小さい)、それより低ければ引き上げる余地ありと判定します。
設定変更 — 分析・提案のみ。広告設定は変更しません。
次にすること — 入札の引き上げは 入札単価を調整する、日予算の引き上げは 予算を調整する の承認フローで実行します。
関連カテゴリ
Section titled “関連カテゴリ”- 除外キーワードを追加する — 成果の低い検索語句の除外
- 検索語句を Auto から Manual へ移行する — 高成果フレーズの Manual キャンペーンへの移行
- 検索から購入までのどこでつまずいているかを分析する(SQP) — Picaro の広告データではなく Amazon の市場検索データを見る
- 成果のよいキーワードと商品ターゲティングを見つける — 発掘した検索語句のターゲット化
- カタログを診断して改善案を作る — 高成果の検索語句を商品ページへ反映
- スポンサープロダクト広告(SP)を作成する — 抽出キーワードの Manual キャンペーン化
- 施策と外部イベントを記録して効果を検証する — 新規追加・入札引き上げ実行後の効果測定(施策の効果測定)